養蚕農家に行ってきました!

12月の4日、新城で養蚕をしている海野さんというスーパーおじいちゃんの所へ行ってきました。
あまりに素敵すぎる人物なので養蚕の仕事も含めてご紹介します!!


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とある人から「新城に海野さんという養蚕農家のおじいちゃんがいる。彼がいなくなったら養蚕技術がなくなっちゃうから、石川さん、あんたちょっと行って話しておいで」と言われ、これは面白そうだと思いさっそく行ってきました。

迎えてくれたのは80過ぎとは思えない元気なおじいちゃん。
作業着を着こなし、腰にはノコとナタ、なのに「今日はなんもやっとらんから」と言って温かく迎えてくれました。あきらかに仕事してただろ、とつっこみたくなりましたが、たぶん海野さんにとっては日常的な作業だったんだと思います。

2時間くらい色々と話しました。養蚕の仕事のこと、山のこと、田んぼのこと、年の差60歳ですが、なぜか話しが合います。僕がじじくさいのか、海野さんが若いのか?

養蚕の作業場は自宅からすぐ近くにあって、養蚕に関わるたくさんの道具がありました。たぶんすごく貴重なものです。古い物好きにはたまらんです。

養蚕は海野さん夫妻でやっていて、おばあちゃんが主に作業をするようです。繭になるちょっと前が一番忙しいらしく、力仕事もあるとのこと。

海野さんと相談して、来年の5月から6月にかけて養蚕の体験(研修)と交流の会を開こうかと思っています。春ころに詳細は発表します!

*養蚕について(多少違っているかもしれない。)

養蚕というのは、「蚕(かいこ)」を育てて、絹糸をとるための「繭(まゆ)」を生産する農業です。

蚕の卵(海野さんは種と呼んでいました)を孵化させて、あるいは孵化したてのものから飼い始め、蚕が繭をつくるまで、桑の葉っぱを収穫して餌として与え、温度や湿度管理。

海野さんは多いときで1.5トンの繭を生産していて、農林大臣賞?もいただいたとのこと。JAを通じてキロ2000円くらいで販売。(僕の感覚的には、かなり採算の合わない数字な気がしました。)

普通の蚕は桑を食べるそうですが、「山繭」という自然の広葉樹で育てる蚕もあるようです。黄色い絹ができて、こちらのが貴重。僕がやるなら山繭かなと思ってます。ビニールハウス(網で囲うだけでも可)にナラやカシなどの広葉樹を植えて、ある程度大きくなった蚕をその中に離すそうです。養蚕界の自然農みたいなもんでしょうか。

養蚕は昔から三河地方では盛んで、新城だけでなく渥美でもとても盛んだったようです。
僕のが今使っている畑も昔は桑畑だったらしい。今の渥美では桑畑はありません、放置されているところも見たことないです。

ちなみに渥美には御布(おんぞ)祭りという祭りがあって、伊勢神宮に絹を届けるためのお祭りなんだそうです。その絹は海野さんが育てている蚕。もともと渥美のお祭り、渥美で誰か1人でも養蚕ができれば文化財保護、伝統技術の継承、という点でとても価値アリ。

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コメント & トラックバック

みさ :

はじめまして、茨城のみさと申します。
「養蚕」「ボランティア」で検索していたらこちらにたどり着きました。
「僕がやるなら山繭かなと」・・・とのことですね。

ぜひご検討ください。気持ちだけでも応援させていただきます。
私は少し前から養蚕に興味を持っておりましたが、今月初め富山を旅行して、富山に富山県天蚕(山繭)がうんの会という会があって、講演会などを開いたりして活動されていることを知りました。この会を主宰する貴代美さんという方が毎日天蚕の飼育に奮闘されておられて、それが「貴代美の日記」というブログにのっています。
このブログをご覧になったら天蚕の虜になること、間違いありません。
誰か天蚕を飼育できる環境の人がいないかなーと思っていました。
まず、このブログをとくとご覧くださるように、心から願っております。

takuya :

コメントありがとうございます。
最近忙しくなってしまい、現実的な始動はもう少し先になりそうです。
ブログ拝見させてもらいます。

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